美しくなったな見違える程にだが…
その魂は醜くなった無残な程
私を滅し初めて公に奉ずることができる
公とは何か
幕府でも将軍でも主君でもない
己が信じ護るべきものだ
お前の死をもって 月は…満ちる
あの世で眺めるがいい 俺の美しい月を
俺は
俺を殺したいんだ